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「エクササイズは万能じゃない。」私がマシンピラティス・インストラクター養成講座を始めた理由
2025.06.13

「エクササイズは万能じゃない。」CoKo Pilatesが養成講座を行う本当の理由
はじめに ― なぜ“インストラクター養成講座”を始めたのか
CoKo Pilatesを立ち上げた背景には、「もっと多くの方に“健康な身体”を届けたい」という想いがありました。私ひとりの力ではサポートできる人数に限界があります。だからこそ、同じ志を持ち、信頼して任せられる“仲間=インストラクター”を育てたいと考え、養成講座を始めるに至りました。
この講座の目的は、ただ「ピラティスが教えられる人」を増やすことではありません。身体の本質を理解し、人を正しく導ける力のあるインストラクターを育てること。そこにこそ、この講座の意味があります。
インストラクターとトレーナーの違いとは?
フィットネス業界に長年身を置き、さまざまな立場を経験してきた中で、私は「インストラクター」と「トレーナー」には明確な違いがあると感じています。
- インストラクター:決まったプログラムを複数人に対してわかりやすく提供する(例:エアロビクスやボクササイズなど)
- トレーナー:一人ひとりの身体の状態を見て、トレーニングをカスタマイズして提供する
ピラティスのインストラクターは、その中間に位置づけられる存在かもしれません。少人数制で丁寧に見て動きを見ながら指導するスタイルは、今の時代に求められている大切な要素だと感じています。
ピラティスは魔法じゃない。だからこそ、見極めが必要
ピラティスは素晴らしいエクササイズですが、万人にとって“良いもの”とは限りません。
どんな運動でも、その人の身体に合っていなければ、効果が出にくいだけでなく、時に悪化を招く可能性すらあります。
だからこそ、私たちは「この動きがこの人にとって安全か、効果的か」を見極める力を持ったインストラクターを育てる必要があるのです。
CoKo Pilatesの養成講座が大切にしていること
私たちの養成講座では、「構造通りに身体を動かす」ことをベースにしています。
マシンピラティスを通して、本来使えるはずだった多くの筋肉を呼び戻し、代謝や循環、姿勢改善につなげていく。そのための動きを、理論と実践を通してしっかり学んでいただきます。
ただマシンの使い方を覚えるだけでなく、「なぜその動きが必要なのか」「どのように導けば効果的なのか」を理解し、“人の身体に向き合う力”を育てることが、私たちの講座の最大の特徴です。
最後に ― 本当に必要なのは、技術だけじゃない
マシンピラティスの技術や資格も大切ですが、本当に必要なのは“相手を想う力”と“観る力”です。
それらを持ち、安心して任せられるインストラクターを育てることが、私の目指すゴールです。
これからも、身体と真摯に向き合いながら、質の高いインストラクターを輩出していけるよう、取り組んでまいります。
次回の養成講座のブログでは…
「養成講座でどんなことを学べるのか?」をテーマに、具体的な内容や雰囲気をお伝えします。
気になる方は、ぜひ次回もチェックしてみてくださいね。