代表ブログ/健康・姿勢改善コラム

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ダイエットがうまくいかない本当の原因とは?

2025.05.09

ダイエットがうまくいかない理由|基礎代謝と身体の在り方・使われ方を見直そう

Q. 運動しているのに痩せません…どうしたらいいのでしょうか?

こんなお悩み、ありませんか?

  • 毎日ウォーキングやジム通いを頑張っているのに体重が落ちない
  • 食事にも気をつけているけれど、見た目が変わらない
  • 年齢とともに痩せにくくなってきた気がする

そんな方に向けて、CoKo Pilates代表インストラクターKazukiが、身体のプロとして“本当に必要な視点”をお伝えします。

実際の受講生からのご相談

お客様 Sさん(40代・女性)
最近、食事も見直して、週に何度か運動もしているんですけど、体重があまり減らなくて…。何が足りないのか分からなくて…。

Kazuki:
Sさん、日頃から努力されているのが伝わってきます。体重を落とすためにはまず、「摂取カロリーと消費カロリーのバランス」が非常に重要になります。

運動の消費カロリーって、実はそんなに多くない?

Kazuki:
たとえば 体重が約50kgの方 が、時速8kmで1時間ランニングをした場合、消費されるカロリーはおよそ 400〜420kcal 程度なんです。

Sさん:
えっ、それだけなんですか?ラーメン1杯分くらいですよね…?

Kazuki:
その通りです。ラーメン1杯(豚骨系)で 500〜600kcal ほどありますので、たった1食で運動の効果が帳消しになる こともあるんですよ。

運動だけに頼ると痩せづらい理由

Kazuki:
だからこそ、運動量だけで痩せようとするのは効率が悪く、時間もかかってしまいます。
この時に必要なのが、「基礎代謝を上げる」という視点です。

基礎代謝を上げる=筋肉を増やす? 実はもっと大切なことがあります

Sさん:
基礎代謝を上げるには、筋肉量を増やすことが必要なんですよね?でも私、筋トレが苦手で…。

Kazuki:
よく言われるのが“筋肉を増やす”ことですが、私はそれ以前に、「眠っている筋肉を、使える状態に戻す」ことの方が先だと思っています。
人の身体には、約360個以上の骨格筋があると言われています。しかし、現代人はその中のほんの一部しか活用できていないケースが多いんです。

鍵は「身体を構造通りに動かせること」

Kazuki:
では、どうすれば筋肉を効率的に使えるようになるのかというと、「身体を構造通りに動かすこと」がとても重要になります。

たとえば、骨盤を前に転がしたり後ろに転がしたりといった動作があります。骨盤を動かすことで、背骨も連動して動きます。
さらにその背骨は、肋骨や頭蓋骨ともつながっているため、身体全体が連鎖的に動く構造になっています。

このとき、骨盤が後ろに動けば、肋骨や頭蓋骨も構造的に決まった方向へ動くのが自然な形です。
しかし、正しく動かせていないと筋肉の一部にだけ負担がかかり、他の筋肉が“使われないまま”になります。
その結果、腰痛・肩こり・疲れやすさなどの原因にもなってしまうのです。

だからCoKo Pilatesでは“使える身体”を取り戻すレッスンを

Kazuki:
CoKo Pilatesでは、この「構造通りに身体を動かすこと」をベースにレッスンを構成しています。
眠っていた筋肉を起こし、“使える筋肉の数”を増やしていくことで、代謝が自然に上がり、痩せやすく太りにくい身体へと導きます。

今日のまとめ|これだけは覚えておきたい3つのポイント

  • 痩せるには「摂取カロリー < 消費カロリー」が基本
  • 運動よりも“基礎代謝を上げる身体”づくりが近道
  • 身体を構造通りに動かすことで、眠っていた筋肉が目覚める

「努力してるのに結果が出ない…」と感じている方こそ、身体の使い方そのものを見直すタイミングかもしれません。
CoKo Pilatesでは、身体を本来の状態へ戻すためのサポートを丁寧に行っています。
まずは、体験レッスンで“動ける身体”の感覚を取り戻してみませんか?