失敗しないパーソナルトレーナーの選び方|骨盤の歪みを見抜けるかが重要です
「トレーナーにお願いすれば安心」──そう思っていませんか?
近年、健康志向の高まりと共に、パーソナルトレーニングを利用する人が急増しています。
ですが、トレーナー選びを間違えると、せっかくの努力が逆効果になってしまうことも。
「トレーナー=安心」は大きな誤解
健康ブームにより、“トレーナー”を名乗る人は年々増加しています。
もちろん中には素晴らしい指導者もいますが、肩書きだけでは見抜けないのが現実。
実際に、カウンセリングの場で「猫背ですね」「反り腰ですね」といった表面的な指摘だけで終わることもあります。
こうした判断は、鏡を見れば誰でも分かるレベルの話。本当に必要なのは、“なぜそうなっているのか”を深掘りできるトレーナーです。
骨盤の左右差を見抜けるかどうかがカギ
身体の土台である「骨盤」には、仙骨を中心に左右の寛骨があります。
この骨盤に左右差(ズレ)があると、左右で筋肉の使われ方が変わり、トレーニング効果も偏るのです。
例えば、右の寛骨が後ろにズレていれば、右脚は上げやすく、左脚は押しやすいなど左右差が出ます。
そうした状態で左右対称の体幹トレーニングを行っても、片側は効果が出ても、もう片方は悪化する可能性もあるのです。
「猫背=背中を鍛える」は本当に正しい?
よくある処方で、「猫背だから背中を鍛えましょう」「反り腰だからお腹を鍛えましょう」というものがあります。
しかし、骨盤の位置や左右差を考慮せずに組まれたメニューは、身体にとって逆効果になることも。
本当に身体を見れるトレーナーであれば、左右差を理解し、あえて非対称の動きを取り入れることもあります。
良いトレーナーかどうかを見極める「質問」
では、どうやって本物のトレーナーを見分けるか?
カウンセリングの時に、次のように質問してみてください。
「私の骨盤には左右差がありますか?どちらが前傾/後傾していますか?」
この質問に明確に答えられない、または曖昧な反応をする場合、そのトレーナーに身体を預けるのは避けた方が無難です。
まとめ|身体を預ける相手を「正しく選ぶ」
パーソナルトレーニングは、時間も費用もかかる大切な投資です。
だからこそ、見た目や話し方ではなく、「身体を本質から見てくれるか」という視点で判断することが重要です。
あなたの身体の未来をつくるパートナー。信頼できる“本物のトレーナー”に出会いましょう。