代表ブログ/健康・姿勢改善コラム

column

失敗しないパーソナルトレーナーの選び方|骨盤の歪みを見抜けるかが重要です

2025.06.05

失敗しないパーソナルトレーナーの選び方|骨盤の歪みを見抜けるかが重要です

「トレーナーにお願いすれば安心」──そう思っていませんか?

近年、健康志向の高まりと共に、パーソナルトレーニングを利用する人が急増しています。

ですが、トレーナー選びを間違えると、せっかくの努力が逆効果になってしまうことも。

「トレーナー=安心」は大きな誤解

健康ブームにより、“トレーナー”を名乗る人は年々増加しています。

もちろん中には素晴らしい指導者もいますが、肩書きだけでは見抜けないのが現実。

実際に、カウンセリングの場で「猫背ですね」「反り腰ですね」といった表面的な指摘だけで終わることもあります。

こうした判断は、鏡を見れば誰でも分かるレベルの話。本当に必要なのは、“なぜそうなっているのか”を深掘りできるトレーナーです。

骨盤の左右差を見抜けるかどうかがカギ

身体の土台である「骨盤」には、仙骨を中心に左右の寛骨があります。

この骨盤に左右差(ズレ)があると、左右で筋肉の使われ方が変わり、トレーニング効果も偏るのです。

例えば、右の寛骨が後ろにズレていれば、右脚は上げやすく、左脚は押しやすいなど左右差が出ます。

そうした状態で左右対称の体幹トレーニングを行っても、片側は効果が出ても、もう片方は悪化する可能性もあるのです。

「猫背=背中を鍛える」は本当に正しい?

よくある処方で、「猫背だから背中を鍛えましょう」「反り腰だからお腹を鍛えましょう」というものがあります。

しかし、骨盤の位置や左右差を考慮せずに組まれたメニューは、身体にとって逆効果になることも。

本当に身体を見れるトレーナーであれば、左右差を理解し、あえて非対称の動きを取り入れることもあります。

良いトレーナーかどうかを見極める「質問」

では、どうやって本物のトレーナーを見分けるか?

カウンセリングの時に、次のように質問してみてください。

「私の骨盤には左右差がありますか?どちらが前傾/後傾していますか?」

この質問に明確に答えられない、または曖昧な反応をする場合、そのトレーナーに身体を預けるのは避けた方が無難です。

まとめ|身体を預ける相手を「正しく選ぶ」

パーソナルトレーニングは、時間も費用もかかる大切な投資です。

だからこそ、見た目や話し方ではなく、「身体を本質から見てくれるか」という視点で判断することが重要です。

あなたの身体の未来をつくるパートナー。信頼できる“本物のトレーナー”に出会いましょう。