なぜ“チューブ筋トレ”はおすすめしないのか？身体の本質から考えます

代表ブログ/健康・姿勢改善コラム

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2025.06.11

先日クライアントさんからこんな質問がありました。

「ゴムチューブって手軽に筋トレできて良いですね？」
確かに手軽に手に入るし、いつでもどこでもできそうだから、なんとなく良さそうと思っている方も多いと思います。

しかし実はそのゴムチューブ、あなたの身体に合っていない負荷をかけているかもしれません。

そんな方にこそ読んでいただきたい、“本当に正しい身体の使い方”についてのお話です。

ゴムチューブは伸ばせば伸ばすほど負荷が強くなる「終動負荷」が特徴です。

しかし日常動作で必要なのは、立ち上がりや歩き始めといった「初動」の力。
チューブではこの初動に適切な負荷がかかりにくく、実用的な動きに繋がりづらいのです。

しなやかに動ける身体を作るには、必要な瞬間にだけ力を出せることが大切です。

しかしチューブではこの“瞬発的な力”が身につきにくく、逆に「動き終わり」で力んでしまうクセがつく可能性もあります。

筋トレ＝負荷という思い込みはNG。

本当に快適に動ける身体とは、「力が入る」だけでなく「力が抜ける」状態も大切です。

筋肉は「縮める（収縮）」だけでなく、「ゆるめる（弛緩）」ことも重要。
このバランスが整うことで、疲れにくく・ケガもしにくい体が手に入ります。

「毎日がんばってるのに身体が軽くならない…」
「頑張るほど疲れやすくなる気がする…」

そんなことを感じている方に、今ご自身で行っているトレーニングなどを一度見直すきっかけにしていただけるとうれしいです。

CoKo Pilatesでは、身体を構造通りに正しく使うことを最重視。

疲れやすさや動きにくさを感じている方には、道具に頼る前に「身体本来の動き」を取り戻すアプローチをおすすめしています。

便利そうなアイテムが、あなたの身体にとって最適とは限りません。

まずは、自分の身体が本来もっている力に目を向けてみませんか？

しなやかに、軽やかに、美しく動ける身体は、
“本質的な使い方”を知ることから始まります。