「エクササイズは万能じゃない。」CoKo Pilatesが養成講座を行う本当の理由
はじめに|なぜ“インストラクター養成講座”を始めたのか
CoKo Pilatesを立ち上げた背景には、「もっと多くの人に“健康な身体”を届けたい」という想いがありました。
私ひとりの力ではサポートできる人数に限界があります。だからこそ、同じ志を持ち、安心して任せられる“仲間=インストラクター”を育てたいと考え、この養成講座を始めるに至りました。
目的はただ「ピラティスを教えられる人」を増やすことではありません。
身体の本質を理解し、人を正しく導ける指導力を持つインストラクターを育てること。そこにこの講座の価値があります。
インストラクターとトレーナーの違いとは?
長年フィットネス業界に携わってきた中で、私は「インストラクター」と「トレーナー」には明確な違いがあると感じています。
- インストラクター:決まったプログラムを複数人にわかりやすく提供(例:エアロビクス、ボクササイズ)
- トレーナー:一人ひとりの状態を見て、最適なトレーニングを個別に組み立てる
ピラティスインストラクターはその中間に位置する存在かもしれません。
少人数制で丁寧に身体を観察しながら行う指導は、今の時代にこそ求められているスタイルです。
ピラティスは魔法じゃない。だからこそ“見極める力”が必要
ピラティスは素晴らしいエクササイズですが、すべての人にとって効果的とは限りません。
どんな運動も、その人の身体に合っていなければ効果が出にくく、場合によっては悪化を招くことさえあります。
だからこそ、私たちは「この動きがこの人にとって安全か、効果的か」を見極められる力を持つインストラクターを育てたいのです。
CoKo Pilatesの養成講座が大切にしていること
私たちの養成講座では、「構造通りに身体を動かす」ことをベースにしています。
マシンピラティスを通して、本来使えるはずだった筋肉を目覚めさせ、代謝・循環・姿勢改善につなげていきます。
ただマシンの使い方を覚えるのではなく、「なぜその動きが必要なのか」「どう導けば効果的か」を理解し、
クライアント一人ひとりの身体に向き合える力を育てていくのが、私たちの講座の最大の特徴です。
最後に|本当に必要なのは“技術”だけじゃない
マシンピラティスのスキルや資格はもちろん大切です。
でも、それ以上に大切なのは“相手を想う力”と“観る力”。
その2つを持ち、安心して任せられるインストラクターを育てることが、私の目指すゴールです。
これからも、身体に真摯に向き合いながら、質の高いインストラクターを育成し続けてまいります。
次回のブログ予告
次回は「養成講座でどんなことを学べるのか?」をテーマに、具体的なカリキュラムやレッスン風景をご紹介します。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。