代表ブログ/健康・姿勢改善コラム

column

腰は命を支える場所──昔の知恵に学ぶ「腰」と骨盤の本当の役割

2025.06.15

昔の日本語に見る「腰」の意味とパワー

「本腰を入れる」「腰を据えて取り組む」──日本語には、腰にまつわる言葉が多くあります。
それらはすべて、腰が“人間の要”であることを表しています。

実は“腰”とは骨盤全体を指していた

現代では「腰=腰椎(背中の下)」というイメージがありますが、本来の“腰”とは骨盤全体を意味していました。

骨盤は、左右の寛骨と中央の仙骨からなり、身体の土台としての役割を担っています。

また「腰(こし)」には「越える」という意味も含まれ、困難を乗り越える力が宿る部位ともされていたのです。

御神輿(みこし)に宿る「腰」の精神

「御神輿(みこし)」という言葉にも“腰”の文字が使われています。
これは神様を支える場所=命を乗せる場所として、腰に神聖な力があると考えられていた証です。

腰の機能を引き出すカギは“股関節”にある

腰が本来の機能を果たすには、股関節がしなやかに動くことが欠かせません。

股関節は骨盤と連動しており、クッションの役割を果たすことで腰への負担を和らげ、身体全体のバランスを整えてくれます。

昔の人が知っていた「下腹と重心」の使い方

重たい物を担ぐとき、昔の人は自然と下腹(丹田)に力を込めて重心を安定させていました。

その結果、背中や肩に余計な負荷をかけずに、全身を連動させて力を伝える動きができていたのです。

CoKo Pilatesのアプローチ|骨盤と股関節を取り戻す

CoKo Pilatesでは、股関節の動きを取り戻すエクササイズを通して、骨盤と腰の安定をサポートしています。

腰を正しく使えるようになることで、次のような変化が期待できます:

  • 身体の軸が安定し、姿勢が整う
  • 疲れにくくなり、日常動作がラクに
  • 荷物の持ち運びやおんぶの際の負担軽減
  • 見た目が若々しく、美しい姿勢に

まとめ|腰は“命を乗せる場所”。今こそ見直そう

現代では見過ごされがちな“腰の本来の役割”。
しかし、昔の人が実践していた身体の知恵には、私たちにも活かせるヒントがたくさんあります。

「最近、腰が重い」「姿勢が安定しない」と感じる方は、骨盤と股関節を見直す絶好のタイミングかもしれません。

▶ ご予約・お問い合わせはこちらから