代表ブログ/健康・姿勢改善コラム

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呼吸ってすごい!お腹と胸の中で起こっていること

2025.07.04

私たちは毎日、何も考えずに「呼吸」をしています。
でも、そのたびに体の中では大切な“動き”がたくさん起きているんです。

その中心で働いているのが「横隔膜(おうかくまく)」という筋肉です。

■ 横隔膜ってどこにあるの?

横隔膜は、胸とお腹の間にあるうすい筋肉で、ドームのような形をしています。
風船のような肺の下にあって、肺を押したり持ち上げたりする動きに関わっています。

■ 息を吸うとき・吐くとき、横隔膜はどう動く?

  • 息を吸うと… 横隔膜が下に動いて、肺がふくらみます。
  • 息を吐くと… 横隔膜が上に戻って、肺の空気が押し出されます。

まるでポンプのように、肺を上下からサポートしてくれているんですね。

■ お腹の筋肉もいっしょにがんばってる!

息を吐くとき、お腹の奥にある「腹横筋(ふくおうきん)」という筋肉が縮みます。
この動きで横隔膜が上に押され、肺から空気が出やすくなるんです。

つまり、呼吸はお腹と胸のチームプレーで行われているんです。

■ 横隔膜は“圧力”のコントロールしている

横隔膜は、お腹の中(腹腔)と胸の中(胸腔)を分ける「ふた」のような役割も持っています。
このふたが動くことで、お腹と胸の中の圧力(おされる力)がちょうどよく保たれます。

その結果、姿勢が整ったり、呼吸がラクになったりします。

■ 横隔膜がかたくなるとどうなる?

横隔膜がうまく動かないと、呼吸が浅くなったり、お腹に力が入りにくくなります。
その結果、なんとなく疲れやすくなったり、姿勢がくずれたりすることもあります。

■ CoKo Pilatesでは

そもそも先ずは呼吸が正しく出来る身体なのかどうかが大切です。

CoKo Pilatesでは、横隔膜や腹横筋など、身体の中のたくさんの筋肉が自然に縮んだり緩んだり出来ることを目的にレッスンをしております。
がんばらなくても、自然と呼吸が深くなって
「呼吸がラクになった!」「お腹がスッキリした!」という声もたくさんいただいています。

■ まとめ

呼吸は、生きている限り毎日何万回も行われるもの。
だからこそ、ちょっと整えるだけで、身体も心もぐっとラクになります。

のびのび動ける身体をつくることを始めてみませんか?

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