
代表ブログ/健康・姿勢改善コラム
column
【常識を覆す】「体が硬いからピラティス・ヨガは無理」は大誤解!本当の“健康な体”の条件
2026.06.28
近年、ヨガやピラティスのブームが続いており、健康や美容のために興味を持っている方は非常に多いと思います。
しかし、その一方で、このような声を本当によく耳にします。
「ヨガやピラティスには興味があるけど、私、すごく体が硬いから絶対に無理…」
雑誌やSNSで見かける、インストラクターの美しい開脚や高度なポーズ。
あれを見て、「あんなに筋肉が伸びないといけないんだ」「体が柔らかい人だけのものだ」と圧倒され、最初から諦めてしまっている方は多いのではないでしょうか。
まず、はっきりとお伝えします。
それは、とんでもない誤解です。そして、あなたがそう思ってしまった原因は、あなた自身にはありません。
今日は、身体の構造構造に基づき、「柔軟性と健康」の真実、そして体が硬い人こそレッスンに参加すべき本当の理由について、深く解説していきます。
なぜ「体が柔らかくないとダメ」というイメージがついたのか?
そもそも、なぜ「ヨガ・ピラティス=柔軟性が必要」というイメージが定着してしまったのでしょうか。
厳しいようですが、その責任の多くは、伝える側(指導者)や、エクササイズの伝え方そのものにあると私は考えています。
本来、ピラティスやヨガは、身体の機能を取り戻すためのものです。
しかし、一部の指導現場では、「ポーズを完成させること」ばかりが目的化され、そのポーズを取るために「筋肉をどれだけ伸ばせるか(柔軟性)」を過度に求める傾向があります。
結果として、筋肉がよく伸びない(ポーズが取れない)人が、「自分はできていない」「向いていない」と感じてしまい、ネガティブなイメージが植え付けられてしまったのです。
「筋肉がよく伸びる人=ダメではない」のは当然ですが、「筋肉がよく伸びる=健康・怪我をしない」という前提自体が、実は大きな間違いなのです。
結論:健康と「筋肉の柔軟性」に相関関係はない
ここでお伝えしたい、身体の真実があります。
健康やパフォーマンスの向上と、「筋肉がよく伸びる性質(180度開脚ができる、前屈が深くできるなど)」には、全くと言っていいほど相関関係はありません。
わかりやすい例を挙げましょう。
私はこれまで、数多くのバレエダンサーのトレーニング指導やメンテナンスをしてまいりました。
彼女たちは、驚くほど筋肉が柔軟です。
180度開脚はもちろん、常人には不可能なほど筋肉を伸ばさないとできないポーズを、数多く取ることができます。
もし「筋肉がよく伸びる人=健康」であるなら、彼女たちは何の身体の悩みもないはずです。
しかし、現実は違います。
バレエダンサーのほとんどが、何かしら身体に問題を抱えています。
「腰が痛い」「膝が痛い」「足首が痛い」。どこかを怪我していたり、側弯症や慢性的な肩こり、腰痛に悩まされていたりする方が、圧倒的に多いのです。
この事実からも、「筋肉がよく伸びるから、怪我をしない健康的で強い身体である」ということは、幻想に過ぎないとお分かりいただけるかと思います。
(※注:バレエや新体操の選手は、競技的・芸術的な観点から「見せる動き」のために極限まで柔軟にする必要がありますが、それは一般の方の健康とは別の話です)
本当に大事なのは「可動率」ではなく「連動性」
一般の方、あるいは柔軟性を極端に求めない競技の方にとって、筋肉がたくさん伸ばされるからといってパフォーマンスが向上することはありません。
本当に大事なことは、「筋肉がよく伸びる体の状態にすること」ではなく、「1つの関節を動かしたときに、身体中のあらゆる関節が動き、あらゆる筋肉が協力して使われる状態(構造通りに正しく使える状態)」にすることです。
特定の筋肉ばかり伸ばして、一部の関節の可動率だけを上げても、身体はバラバラになり、逆に怪我のリスクは高まります。
当スタジオのレッスンの目的
「筋肉をよく伸びる性質に変えること」ではありません。
「多くの関節を連動させ、構造通りに正しく使えるようになることによって、全身のたくさんの筋肉が使える状態に身体を戻していく」ことです。
体が硬い人こそ、大歓迎です
ですから、「筋肉が伸びないから」「ストレッチができないから」といって、レッスン参加を躊躇する必要は一切ありません。
当スタジオに関しては、全く気になさらないでください。
「硬い」ということは、それだけ身体に安定性がある(固める力がある)という見方もできます。大事なのは、そこから正しく身体の構造を学び、動かしていくことです。
まずは、ご自身の身体の状態を正しく把握すること。
そして、焦らずに。1年間かけて、1つでも多く「眠っている筋肉」を元に戻してあげること。
これだけで、あなたのこれからの人生は、より豊かで健康的なものへと変わっていきます。
もしあなたが、「体が硬い」という理由で躊躇しているなら、ぜひ一度当スタジオへお越しください。
あなたが長く、美しく、健康で居続けるための、本当の身体の使い方をお伝えします。
また、このように「表面的な柔軟性にとらわれない、本質的な身体の使い方」を伝えていきたい、指導したいという方も大歓迎です。